vol.36 2008.バレンタイン
Japanese Style
和のにゅーす・れたー Vol.36
発行日 2008.バレンタイン
発行 三隅勝栄堂
〒753-0035 山口市上竪小路90
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チョコレートって?
チョコレート(cioccolato、猪口冷糖、楂古聿)とは、脱脂して粉末状にしたカカオを原料にして溶かして型に入れ、固めたもの。
イギリス人が固形のチョコレートを考案するまでは、チョコレートといえば飲み物を意味した。日本語では、昔は液体のものをホットチョコレートと呼び区別しましたが、ココアと呼ぶことも多いです。
チョコレートの歴史
紀元前2000年
紀元前2000年ごろから、中央アメリカ及びメキシコ南部ではカカオが栽培されていました。15世紀までには、カカオはその土地では貨幣として流通したほど重要視された。当時の中央アメリカでは、カカオは粉にしてトウモロコシの粉や唐辛子などを入れ、水や湯に溶かして飲まれていました。主に嗜好品として、また、薬用、強壮目的で飲まれました。
16世紀 -(アメリカ大陸の発見)
コロンブスが中央アメリカ島部に到達すると、それを通じ、スペインにカカオがもたらされました。コロンブスの息子によれば、最初にチョコレート(カカオの実)を見たヨーロッパ人はコロンブスで、1502年のコロンブス最後の航海のときであった。ただし、飲んだという記述はありません。ヨーロッパ人との接触当初、中央アメリカ人たちはココアのことをカカワトルと呼んでいました。1579年までに、彼らは同じものをショコラテと呼ぶようになり、これがチョコレートの語源とされますが、何故カカワトルがショコラテになったのかは不明です。
苦い飲料だったチョコレートに砂糖を加える発明は、16世紀にメキシコに渡った宣教師によって考案された。
中世ヨーロッパ
16世紀に入り中央アメリカがスペインに征服されると、カカオが手に入りやすくなり、スペイン一般庶民もチョコレートドリンクを飲むようになりました。
チョコレートは当初、ヨーロッパではスペインのみで普及しました。しかし、フランスのルイ13世がスペイン王女と結婚したとき、チョコレートを好む王女が嫁入りのときも持参したので、フランスにチョコレートがもたらされることになった。次のルイ14世もチョコレート好きのスペイン王女マリー・テレーズ(マリア・テレサ)と結婚し、フランスでは上流階級からチョコレートが広まった。マリアはまた、チョコレート道具一式と、チョコレート専門のコック(後にいうショコラティエ)を連れて嫁入りしました。イギリスでは1657年に、チョコレートショップと呼ばれるチョコレートを飲ませる店が開店しました。
近代ヨーロッパ
1828年、オランダのバンホーテンがチョコレートを粉末にする特許を取得。これは同時に、カカオからカカオバターを効率的に取る方法でもあった。それまでのチョコレートは濃密で、水なしでは飲めないものだったが、これにより口当たりがよくなり普及が進みました。
1847年、イギリスのフライ社が食べるチョコレートを発売。これが最初の固形チョコレートとされます。しかしこれはまだ苦いもので、万人に普及するにはもう少し工夫が必要でした。
1876年、スイスのロウソク職人ダニエル・ピーターがミルクチョコレート(スウィートチョコレートに粉乳を加えたもの)を発明しました。
この後、ざらざらした食感をなめらかにする工夫がされ、現在の固形チョコレートの原型が作られました。
チョコレートの効能
日本チョコレート・ココア協会によるチョコレートの効能についてご紹介します。
■カカオ・ポリフェノールのいろいろな効能 ・・・がんや動脈硬化などさまざまな病気の原因といわれる活性酸素。今、その働きをおさえると注目されているのがポリフェノールです。
ポリフェノールは赤ワインにも多く含まれていますが、チョコレートにはそれよりもはるかに多量に含まれているのです。具体的な効果は、
1.動脈硬化を防ぐ
2.がん予防に期待
3.ストレスに打ち勝つ
4.アレルギーゆリューマチにも効果
■ココアは病原菌をおさえ、傷の治癒にも効果的・・・ピロリ菌やO-157の菌の増殖を抑える働きがあります。また、毎日ココアを飲んでいる重症患者さんには傷の治りが早くなることが確かめられています。
■チョコレートでは太らない・・・標準飼料育ちのラットと、飼料の20%をチョコレートでおきかえたラットを比べた場合、カロリーがおなじなら体重の差はなく、肥満もみられなかったということです。
■カカオ成分に虫歯を防ぐ効果・・・カカオ成分にはウーロン茶ゆ緑茶以上に虫歯菌をおさえる効果があり、しかも虫歯菌に感染したラットの虫歯の進行をおさえることも分かりました。
■チョコレートの香りが精神活動を高める・・・チョコレートの香りが集中力や注意力、記憶力を上げることが人の脳波や学習実験から確かめられましたが、さらにチョコレートを食べたほうが、陸上競技の「ヨーイ〜ドン」からスタートの反応時間が短くなることが分かりました。
■チョコレートはミネラル豊富・・・チョコレートはカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル類を豊富に含む栄養バランスのとれた食品です。とくに注目したいのはカルシウムとマグネシウムのバランスがよいことです。一般にマグネシウム不足は心臓病の危険を増すことが知られています。



